AC-11Proは未来の身体、肌への「積み立て投資」
世の中サプリメントが数多く存在し、どれを選択してよいかわからないと思います。そしてせっかく始めたサプリメントでも、効果が明白にわからず数か月でやめてしまうことも。そうならないように、サプリメントを飲む目的が何なのかをしっかり考えて、そして有効成分がどのように役に立つのかを分かって飲むことが継続する秘訣でもあります。しかし、中には継続しているのに効果が本当にわかりづらいサプリメントが存在します。2004年頃に日本に導入されて、もう10年以上経過していますが、全く知られていない「AC-11(エーシーイレブン)」というサプリメントは効果がよくわからない代表サプリメントです。
AC-11とは?
はじめて聞くかたもいると思うので、簡単にAC-11を説明します。AC-11とは、キャッツクローという樹枝から抽出したCAEs(カルボキシアルキルエステル)を含有するサプリメントです。キャッツクローは文字通り猫の爪の形に似たトゲが生えたツルの灌木です。アマゾン奥地に自生する植物で、アマゾンの原住民は2000年以上前から伝承薬として免疫向上や関節炎、創傷処置など医療的な使用をしてきたと言われています。
AC-11の開発経緯
そしてAC-11は、研究の第一人者であるDr.Pero博士(LUND大学)が長年の研究で、キャッツクローの中から新しい成分を発見したのが始まりとなりました。キャッツクローの樹皮に含まれるCAEsという成分を調べたところ、損傷したDNA対して修復促進作用が高い事を発見しました。その後FDA(アメリカ食品医薬品局)が「DNA修復」の機能表示を受理し、WHO(世界保健機構)も公式にAC-11は薬用植物として認定しています。現在AC-11 はエイジングケアや美容目的としたサプリメントや化粧品として世界で使用される成分となりました。当院で販売している「AC-11Pro」は、特許製法で高濃度に含有(8%以上)するよう、また安全性の高いものとして抽出された成分を使用したAC-11サプリメントです。
「マイナスから0」だからわかりにくいけど、これが大切!
このAC-11 、聞いただけで「最強のアンチエイジングサプリメントでは?」と感じかもしれませんが、実際に体感として得られる変化を非常に感じにくいのも事実です。多くのサプリメントは①細胞内外の組織代謝で使う成分②抗炎症、抗酸化成分③細胞内外組織の栄養成分④細胞内外組織の骨格成分④細胞内外の組織修復成分が主な作用機序による分類されると思います。その中でもAC-11は組織修復成分に分類される成分であり、具体的にわかっていることは、DNA損傷の修復促進作用です。DNAレベルの修復であれば、著明な若返りをすぐするような感覚を覚えますが、実はそう簡単な話ではありません。人体の設計図であるDNAは日々の酸化や炎症などの影響で、1日最大50万回も傷ついていると言われています。その修復がなされなければ徐々に細胞レベルの劣化が始まり徐々に組織的な変化から病気や老化へ向かいます。
では、皆さんは日々、老化というものをしっかり感じることはありますか?「昨日より老けたな~」と思いますか?実際はなかなか感じ取れないと思います。では逆に、AC-11のようなDNAレベルの修復をしている毎日の変化を感じ取れるかというと、それもまたほぼ無理だと思います。人間は日々の変化には気づかないものです。ましてや何かが消えるとか変化するというものでない限り、その傾向は強いです。老化や病気の変化は突然というより徐々に変化があってわかるもの(病気であっても見えないところで異常があり、症状として現れた時には病態が進んる)です。逆もそれと同じです。細胞レベルの「改善」という変化は、当然わかりにくいものです。 DNA損傷の修復は、あくまでも壊れたところを修復して、正常に戻すものです。0がプラスではなくマイナスが0になるものなので、残念ながらより分かりにくい体感となります。
表題にある「AC-11Proが未来の肌への積み立て投資」という意味
しかし、マイナスから0にする大きな意味は、その積み重ねということです。ここに「未来の身体、肌への積み立て投資」という意味が込められています。毎日毎日コツコツと修復をした結果、数年前と変わっていないと気づく、それが効果の評価なのです。むしろ起こっていたかもしれない病気や老化を防いでいるということも考えられます。つまり医療にとって、現在とても大切になっている“予防”という概念です。AC-11はその最高峰のサプリメントと言っても過言ではありません。
もちろん人間は自己修復能力を備えています。備えているからこそ、20代までは大きな病気や老化というものをあまり考えなくてもよいのです。この100%働く自己修復能力こそ若い時の特権です。しかし人間はその自己修復能力のピークを迎えるのがだいたい20歳前後、それ以降は下がるばかりです。だからDNA損傷の修復が遅れたり、修復がなされなくなると徐々にダメージは蓄積し、さらにある時を境に組織的な不具合を、そして大きいものでは癌などの病気や目に見える老化となって現れてきます。肌の話で言うなら「しみ」はその典型的な老化の一症状です。メラノサイトやその周囲の細胞、組織の細胞レベルの変化が修復されないからこそしみとなり、そこが変わらない限りレーザーをしても再燃するというわけです。この話は全身すべての細胞に言えることです。
AC-11proを始めるメリット
AC-11は、世界的には意外とよく知られた成分です。研究も盛んに行われており、例えばベビーコラーゲン(Ⅲ型コラーゲン)生成促進や抗しわ効果、美白効果、育毛効果などいろいろと報告があります。細胞レベル、DNAレベルの改善は、つまり根本的な改善に他なりません。効果として考えられるものは、上記のような美容関連だけではないと思います。細胞レベルの正常化、そしてその維持は身体や肌への大きな“投資”となること間違いありません。
AC-11だけではなく、飲んで体の変化がないから、体感がないからといって、サプリメントはやめようと思うのは早計です。すべてのサプリメントに言えることは、長期投与の結果が本来の結果です。日々生活におこる外的影響や体内変化に対してプラスに働く成分を取り込み、健康へ導くものがサプリメントです。ちなみにマイナスから0になり、0をキープできるのもしっかりとした結果であることを忘れてはなりません。