Tie2(タイツー)サプリ「We.white experience」での毛細血管補強｜横浜・桜木町の【テティス横濱美容皮膚科】

毛細血管とTie2受容体

血管は動脈と静脈、そして毛細血管からなります。細胞や組織にとって、動脈や静脈はもちろん大切ですが、もっと大切なものは血管の9割以上を占める「毛細血管」です。各組織とも、最終的には毛細血管から酸素や栄養を取り入れ、二酸化炭素や老廃物を排泄しています。つまり毛細血管が最終的に全身の組織を支えているのです。この毛細血管は内皮細胞一層から構成され、さらにその外側に“壁細胞”が覆う構造となっています。実はこの壁細胞は毛細血管の構造と機能を安定させる重要な役割を担っています。具体的には壁細胞からはアンジオポエチンⅠという物質が放出され、それは毛細血管血管の内皮細胞同士の結び付けを強固にするものです。アンジオポエチンⅠは、内皮細胞にあるTie2(タイツー)受容体にくっついて作用します。

“強固”と書きましたが、やはり毛細血管は脆い構造であるため、加齢性変化に加えて内外からの刺激によりさらに傷つきやすくなります。これはそばを通り、構造も同じようなリンパ管もこのような変化を起こします。このような状態は大切な、酸素や栄養を目的組織に運べないだけでなく、老廃物や水分そのものが血管外へ露出しやすくなり組織のむくみの原因ともなります。ちなみに、とても微細な血管である毛細血管を、最近は特殊な顕微鏡で見ることができます。爪下のループ状の毛細血管と流れる血球を見ることができるのです。そのループ状の血管の見え方で、状態が悪いものを『ゴースト血管』と呼びます。毛細血管の走行が不良であったり、血管がぼやけ(血管外濾出によるむくみ)て見えるのです。つまり本来の機能を果たしにくい毛細血管となっており、これは爪下だけのことではなく、おそらく全身各所の毛細血管を反映しているとも考えられます。

このようなゴースト血管となった毛細血管に着目した治療は実際にないのですが、ある成分で改善することがわかっています。ターゲットは血管内皮細胞にあるTie2受容体です。この受容体に結合できるのは、上記のとおりアンジオポエチンⅠです。このアンジオポエチンⅠの代替となる成分は、シナモンやルイボス、かりん、サンザシ、ヒハツなどで数多く見つかっています。そして、ヒハツを含む10種類の成分を使用したサプリメントが当院でも販売している「We.white experience(ウィードットホワイトエクスペリエンス)」です。

※Tie2受容体活性作用を持つ「ヒハツ」はこしょうに似た風味を持つスパイスです。紀元前からヨーロッパでも知られる、そして当時は貴重なスパイスでした。現在でもマレーシア料理などに使用され、またアーユルヴェーダでよく使用される薬草の一つのようです。医学の父であるヒポクラテスは、ヒハツをスパイスとしてだけでなく、薬としての機能もあると知っていたようです。

毛細血管を補強することによって得られるメリットは、数多くあります。肌はその良い例です。肌は「血流が命」と言っても過言ではないぐらい、特に美容はそれに左右されます。血流が悪いと一般的には乾燥肌となりやすく、また“むくみ”もでやすいです。また冷え性ともなり、細胞代謝は明らかに悪くなります。細胞代謝の低下はアンチエイジングの敵です。そして最近、何かと目にすることが多い薄毛・育毛治療について。様々な治療法が紹介されていますが、特に内服加療となると、そもそも頭皮の血流がしっかりしていなければ、目的組織へ届く有効成分量は当然下がる可能性があります。内服加療のことだけでなく、髪の毛は土壌である「頭皮環境」がとても大切です。頭皮環境を支えるのは当然「毛細血管」です。毛細血管を正すことは薄毛対策、育毛にもつながり、最も考えなければならない話です。

もちろん肌以外にも、全身において改善ポイントはたくさんにあります。それは血管が各組織を支えていることの裏返しでもあります。日々の健康のため、美容のためにTie2サプリを始めてみませんか？Tie2サプリである「We.white experience(ウィードットホワイトエクスペリエンス)」は、ヒハツを含む10種類の植物エキスやパイナップルエキス(ブライトニングパイン®)等の美白成分、トータル30種類以上の成分を配合した血管美容サプリメントです。他のサプリメントをしっかり目的組織に届けるためにも血管アンチエイジングを考えてみてはいかがでしょうか。