毛穴開きを神奈川、横浜で治療、ケア

毛穴開きを神奈川、横浜で治療、ケア

毛穴が開く原因

毛穴の開きは程度の差はあれ、悩まれているかたが多い症状です。化粧ののりが悪い、皮脂浮きからメイク崩れ、お顔の印象が暗くみえるといった悩み・・・毛穴が開く原因を考え、それぞれに適した治療で改善をはかってみませんか?
毛穴がほとんど目立たないかたもいれば、目立つかたもいらっしゃいます。これは何の差なのでしょうか?

それは、生まれ持った体質や肌質、成長期のホルモンの皮脂腺への関わりが考えられます。しかしそればかりだけでなく、大人の場合は特に生活環境、体内環境(ホルモンなど)の要因も意外と関与するところが大きいものです。

毛穴開きの悩みで来院するかたには、脂性肌やにきびに伴う毛穴開き、乾燥肌がベースにもかかわらず毛穴開きがある、角栓が詰まっている、たるみにより毛穴が開いてみえるといったように悩み方は様々です。

①脂性肌に伴う毛穴開き
皮脂分泌が過度であると皮膚表面は脂によって、さらには汗も混じりべたつきを感じます。特に女性の場合はテカリやメイク崩れが気になるところです。脂性肌の皮脂腺は活発で皮脂を多く分泌します。特に男性ホルモンが優位な状態にあるとその程度は過度となり、多くはにきびを伴います。実際、皮脂腺の大きさや数は個人差があるものです。これはまず遺伝的がベースにあることが重要です。その後生活環境やホルモンバランスにより皮脂腺の活動も変化をしていきます。10代は毛穴開きを感じなくとも、20代から感じるようになるケースは多々あり、それは脂性肌だけでなく、乾燥肌も原因でることもあります。
皮脂腺自体が大きくなるとそれとともに毛穴出口の部分も広がる傾向にあります。また角栓形成も過度になり物理的に広がりつつ、酸化した角栓が周囲の角質細胞に刺激を与えることで角質層は肥厚、さらに毛穴出口は狭くなり、余計に詰まりやすくなります。角質肥厚に よる毛穴出口の狭小化はにきびの原因ともなる状態です。
②乾燥肌に伴う毛穴開き
脂性肌とは真逆と思われがちな乾燥肌、実は乾燥肌があるからこそ脂性肌が増強、もしくはその原因となることをご存知でしょうか。特にTゾーンである眉~鼻、さらに両頬内側は脂っぽさが目立つ部位であり毛穴が目立つ部位です。しかしその他頬の外側、口周りは乾燥していると感じることがあると思います。この場合、脂性肌を増強している、脂性肌の原因となっているものは“乾燥肌”であることが多いです。乾燥肌があるからこそ、皮膚は守備的に皮脂でカバーしようとするので、皮脂産生亢進傾向となります。それとともに自覚するのが脂性肌というわけです。そもそも人間は歩くにしても走るにしても正面からくる空気の流れが鼻を頂点に頬へ流れていきます。つまりこの部位は最も乾燥に耐えなければいけない部位で・・・だからこそ皮脂線も豊富になり、活発なのだと思います。そう考えると乾燥肌はより皮脂を産生するのも理屈にあい、乾燥肌が理由で脂性肌となり、皮脂浮き、メイク崩れがあるのなら乾燥肌対策を取り入れる治療がベストとなります。
③角栓が詰まっている毛穴開き
なんらかの原因で角栓が過剰に形成され、角栓が詰まり、毛穴を塞いでしまう状況が続くと必然的に気になる毛穴開きとなります。 角栓は、皮脂腺から分泌された皮脂と毛穴周囲の脱落した角質やその他が混ざって作られたものです。形成された角栓が停滞しとどまると角栓そのものは酸化、特に先端は黒ずんできます。 この酸化された角栓は周りの皮膚へダメージ、特に毛穴出口の角質層へダメージ(不全角化)を与えます。皮脂分泌量が多い毛穴に見られますが、そればかりではありません。 洗顔がきちんとなされていない肌、逆に洗顔、クレンジング、毛穴パックなどを過剰にやりすぎている方もこの傾向にあるようです。
④頬のたるみによる毛穴開き
頬を外側斜め45度に引き上げると毛穴が目立たなくなると思います。つまりたるみがあると毛穴は目立って見え、肌にハリがあると逆に毛穴は目立たなくなります。 加齢により皮膚真皮コラーゲン層にある線維成分は変性、減少し、たるみへつながります。加齢以外でも紫外線、寝不足など不摂生、女性ホルモンの減少、喫煙など様々な要因がたるみの原因になります。 また毛穴一つを見ても、それを支えているのはコラーゲンでもあるので、維持できなくなると毛穴開きを加速させます。たるみ治療、肌のハリ回復も毛穴開き治療の一つと言えるのです。

毛穴開きに対する治療の考え方

毛穴開きで来院されるかたには『毛穴開きの治療は、毛穴をなくすのではなく、どう目立ちにくくするかという治療になる』ということを必ずお伝えします。そして毛穴の状態や肌状態を診察、生活環境などをお聞きして治療を検討します。

基本的治療方針は①毛穴開きが目立つ肌状態、肌質改善治療やその他毛穴開きの原因改善治療と②開ききっている毛穴そのものの構造的な変化を促す治療です。両者がかみ合って基本的には毛穴開きは改善していきまが、肌状態、肌質改善がなされると必然的に構造的な変化にもつながります。 しかしそれまでには時間がかかり、継続してこその結果ということを理解しなければなりません。

当院ではケミカルピーリング、カーボンピーリング、フォトフェイシャルを中心にメソポレーションや飲み薬、点滴を併用しています。またリジュラン注射や水光注射、マイクロボトックスを行うこともあります。

毛穴開きにはビタミンC

毛穴関連の改善、治療にはビタミンCが不可欠です。ビタミンCは皮脂腺、皮脂分泌コントロールを行います。皮脂分泌が過剰になりやすい、例えばストレス、疲労がある時に各組織でビタミンCは多く消費されます。ビタミンCが多くあればその予防となり、間接的に皮脂分泌抑制につながります。つまりビタミンCは体内に多くあることにこしたことはないのです。また抗酸化作用によるにきび炎症の軽快、にきび跡となった時の周囲コラーゲン修復にもビタミンCは必要です。

ビタミンCは飲み薬や点滴、注射による投与の他に、当院ではビタミンC誘導体をメソポレーションで導入することができます。

自宅でのスキンケア

毛穴開きに対して行う自宅でのスキンケアについて注意すべきことは、お肌状態にあった化粧品の使用とその方法です。乾燥肌が根底にある毛穴開きなのに脂性肌用のケア用品を使用していたり、毛穴パックやホームピーリング、洗顔、ブラシなどを過剰に使用しているケースもあります。自分の肌に適した化粧品を使い、正しい方法で行うことは重要です。過剰なケア(自覚がないケースもある)は最終的に余計に角栓が詰まりやすい状態になり、それが原因で皮脂が多くでていることもあります。
自分が正しいと思っていたことでも、肌にはマイナスとなることもあります。もし美容皮膚科に通うのであれば、自宅でのケア方法が正しいか、自分の肌に適したものかどうかを確認することができます。さらにはもっと良い方法が見つかるかもしれません。美容皮膚科を上手に利用していきましょう。

治療法について