エンディメッドプロで使用するラジオ波・RF(Radio Frequency)とは、皮膚組織の電気抵抗を利用して効果的な熱エネルギーを真皮コラーゲン層に“じんわり”と与えることができる高周波を利用したものです。この熱エネルギーは現存するコラーゲンをギュッと引き締めるとともに新生コラーゲンの生成、真皮層の再構築を促すことが可能なのです。コラーゲン層への効果はリフトアップに欠かせないポイントであり、ひきしめ、しわ、たるみ改善効果が望める理由でもあります。ちなみにラジオ波はレーザーのように表皮層にダメージを与えることはほとんどありません。
エンディメッドプロの3DEEPはRF機器で有名なサーマクールやポラリスをはじめとした他機種にはない独自の技術です。3DEEPにより皮膚深部へ熱エネルギーを集中的にしっかり届かせ、また他機種のような痛みもないことが特徴です。そして1回の施術でも肌の引き締まりを実感、さらに本来のコラーゲン新生による肌のハリ感が序徐々に現れるのも特徴です。
- 【初診日】医師診察
問診票記入後、医師診察のため洗顔をしていただきます。エンディメッドプロの適応か医師の診察、他施術も含めて説明があります。 - 【施術日】洗顔・クレンジング
施術前にクレンジング・洗顔をエステティシャンが行います。 - エンディメッドプロ施術
施術中は温かさが続き、徐々にほてり感と赤みができます。施術中は皮膚温を測定しながら行います。万が一熱さが強い場合は施術者にお伝えください。 - スキンケア
残存するほてり感を維持しながらスキンケアを行い終了となります。
エンディメッドプロの平均治療回数は1クール6回です。もちろんそれ以上継続して行うことも可能です。基本的には1週間に一度を4回と、その後2週間おきに2回施術を行います。これだけ回数を行う理由は1~2回で得られる引き締め感だけでなく、真皮コラーゲン層の再構築(コラーゲンの新生)が本来の目的だからです。効果の持続は半年から1年ですので、その間隔で継続することをお勧めします。
【テティス式エンディメッドプロ】スタンダードなエンディメッドプロのやり方は上記ですが、なかなか通院が難しいかた、またもっとライトに行いたいかたのためにエンディメッドプロにリフトアップマッサージを併用したプログラムのご用意もありますので、ご相談ください。
エンディメッドプロ施術直後は数時間、ほてり感や赤みが続く場合があります。直後の引き締まり感を体感することもありますが、本来の効果はエンディメッドプロを複数回受けてからです。エンディメッドプロを複数回行うことで、真皮層のコラーゲン新生が現れ、それは肌のハリ、さらにはリフトアップ、しわの改善へつながるのです。
エンディメッドプロは真皮コラーゲン層に対する施術ですので、その効果を後押しする施術はどれでも併用可能です。コラーゲン生成に不可欠な成分を導入するならメソポレーションやリジュラン注射、水光注射は併用して間違いない施術です。また更なるリフトアップを考えるならEMS、エステの併用もよいでしょう。もちろんヒアルロン酸注入やボトックス注射を併用することも可能で、今までにない効果となることは言うまでもありません。
同日に行える施術、できない施術もあるのでご相談ください。
以下の方は、事前に医師とご相談下さい
糸によるフェイスリフト後、外科的施術後、ペースメーカー、不整脈またはその他心疾患、妊娠中または授乳中、自己免疫疾患、糖尿病、抗凝血薬内服中、凝固障害、免疫抑制疾患または免疫抑制薬の投与による免疫不全、明らかな皮膚疾患、肝斑などの色素班、ケロイド、医師の判断によるその他の医学的状態
- 肝斑が両頬に広範囲にありますが、エンディメッドプロの施術をすることは可能ですか?
- 施術部位に明らかに肝斑がある場合や炎症後色素沈着がある場合は施術をお断りします。肝斑や炎症色素沈着部位は熱作用で悪化するリスクがあるためです。
- 1、2回の施術で効果は感じられますか?
- 1回でも引き締め効果は実感できます。大切な日のために、でも時間がないときに単発で利用することも可能です。しかし本来の狙うべきところはコラーゲン再生によるリフトアップなので最大6回がスタンダードです。
- サーマクールとの大きな違いは何ですか?
- 1回あたりの熱の加わりかたが異なります。サーマクールは強い反面、1回あたりのダメージが大きく、施術中の痛みが強いのが難点です。一方エンディメッドプロはじんわりと熱を加えていくため皮膚に優しく、効果的な方法をとることができるのです。。