サブシジョンとは、凹みを伴うにきび跡(特にローリング型、ボックス型)に対して行う治療です。にきびによる過度の炎症が繰り返されると、皮膚内の真皮層や脂肪層には、『線維化』という微細な瘢痕が出来上がります。線維化となった部位はなかなか置き換わることができなく、そして周囲の組織を引っ張るため、凹みを伴うにきび跡が形成されます。その線維化している部位を特殊な針(先端の丸い、長い針/鈍針)を使用し剥離していくことで、にきび跡の凹みを改善していく治療がサブシジョンです。ダーマペンやフラクショナルレーザーでは改善しにくにきび跡に有効と考えています。ダーマペンやフラクショナルレーザーのリスクとしてある炎症後色素沈着がほぼないというメリットもあります。
サブシジョンは、真皮~脂肪層の線維化や固着を剥離する方法なので、その後におこる創傷治癒が促進しやすい環境にあると、なお効果が高まります。主に推奨するのは、サブシジョンを行う時にヒアルロン酸やリジュランなどの成分を剥離した部位に入れることです。これらは単純な穴埋めではなく、真皮層などの線維成分が正常に回復するために同時に投与します。
- 【初診日】医師診察
問診票記入し、洗顔後、医師の診察となります。サブシジョンの適応か、またその説明をいたします。※施術は後日となります。 - 【施術日】局所麻酔
洗顔をした後、施術部屋へ移動。医師が注入箇所のマーキングを行い、注射による麻酔(片側5点以上)を行います。 - サブシジョン
麻酔後、サブシジョンを行う部位に針で穿孔、穿孔部位から鈍針を挿入して皮下、皮内の剥離を行います。 - サブシジョン後の止血
施術後、穿孔部の止血を確認、注意事項など説明、終了となります。
- ダーマペンとの併用は可能でしょうか?
- 基本的には、別日での併用は可能です。同日に行う場合は、医師の判断になります。
- サブシジョン1回でも効果は感じますか?
- サブシジョン1回目から効果を感じることもありますが、基本的に複数回行っての評価となります。
- アイスピック型のにきび跡にも効果はありますか?
- アイスピック型にきび跡は難治性で、サブシジョンを行った上で、その他の施術を併用する事が一般的です。
サブシジョン | 1回 |
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両頬 | ¥44,000 |
こめかみ | ¥24,200 |
額 | ¥24,200 |
ポイント(3㎝以内) | ¥24,200 |