ホームケア、もちろんスキンケアから普段の生活まですべてのことですが、ここではスキンケアについてお話ししたいと思います。当院での施術はすべてご自宅、医療施設以外ではできないものです。しかし施術を受けたからいい、それだけ十分・・・ではありません。それだけでは施術の本当の効果を実感することはできません(もちろん施術だけでも十分な効果はあります)。
ではどうするか?
そう必要なのは、ご自身にあった適切なスキンケアです。これをやるかやらないかではフォトフェイシャルでもレーザートーニングでもその効果の現れ方は格段に差がでてきます。つまり当院で受けた施術の効果に相乗効果が加わります。ワンランク上のお肌に届くのです。現在のあなたのスキンケアは正しいですか?もしかしたらそのケアがしみの原因、乾燥の原因になっているかもしれません。
基礎化粧品は複数ご用意しておくというのもいい方法です。お肌は日々状態がかわります。季節で見ればもっとかわります。それに合わせてケアをかえていくというのも美肌への道と考えます。
また、良い化粧品=高価な化粧品というわけでもありません。もちろん高い化粧品にはいい成分がたくさん含有しており、いいものですが、やはり良い化粧品=ご自身の肌にマッチした(悩みを解消する、使い心地など)化粧品です。本当にお肌にマッチした化粧品をご使用になられているかたは世の中どれぐらいいるでしょうか?。
ご自身のお肌をいい状態にキープするためのケア、しみ、しわを改善するためのケアなど、やることはたくさんあります。当院では受診時に少なからずお役に立つアドバイスをさせていただきますし、もちろん、当院で扱っている化粧品もありますので、そのご紹介もさせていただきます。
『活性酸素』という言葉をご存知でしょうか?活性酸素は日々生活の中で受ける紫外線、喫煙、大気汚染、ストレスなどの刺激や細胞代謝の過程で産生されるものです。ほとんどの活性酸素は身体に負荷のかかるものです。活性酸素が原因で細胞はダメージを受け、老化や病気の根源となります。肌でいえば老化の原因が気になるところです。この活性酸素を除去するものが抗酸化物質であり、昔から中心的な役割であるのがビタミンCです。しかしピュアなビタミンCは不安定で皮膚への吸収、浸透はしにくいものです。さらにピュアなビタミンCを塗布して直後に紫外線を浴びてしまうと活性酸素が発生します。そこで改良されたものが、ビタミンC誘導体です。
当院で扱っているITO製品はこのビタミンC誘導体を効率よく配合した化粧品なのです。株式会社ITOは、ビタミンC誘導体を独自に研究し、他製品にはない、そして医療機関のみで扱える化粧品を作成しています。どの化粧品もエビデンスに基づいたもので、当院の考えと合致するものであったため、扱うこととなりました。
【ITO製品の主成分『ビタミンC誘導体』】
ビタミンCは今も昔も抗酸化という分野では中心的な存在です。しかしピュアなビタミンCを肌につけることは実はあまりいいものではありません。ビタミンCは不安定な物質で容易に酸化してしまい、肌トラブルとなります。そこで研究されたのが『ビタミンC誘導体』です。ビタミンC誘導体は、皮膚内にある酵素によりビタミンCになることができるビタミンC前駆体であり、効果と安全性を高めたものです。ビタミンC誘導体は、様々な種類があります。その代表的なものはAPS(アスコルビルリン酸Na)、APM(リン酸アスコルビルMg)、APPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)、VCIP(テトラヘキシルデカン酸アスコルビル)です。それぞれ使用目的や浸透度、有効配合濃度、その他特徴があり、多数製品化されております。ITO製品は基本的にクレンジングから洗顔、化粧水、美容液、クリームまでビタミンC誘導体配合が特徴です。APシリーズ、STIシリーズの2ラインをご用意しております。
国内最高スペックSPF50+/PA++++の日焼け止め「メディコスメニュートリエンスUVベースクリーム」は、低刺激で軽い付け心地、そして持ちが良いのが特徴です。日焼け止め成分とともに含有の「AC-11」が美白効果と肌細胞の修復も兼ねる、他にはない日焼け止めです。
【内容】1本/30g、 SPF50+/PA++++、AC-11含有、紫外線吸収剤不使用、アルコール・パラベンフリー、合成着色・香料・鉱物油無添加、パッチテスト実施済み
TAホワイトクリームMDは、美白ケアだけでなく、うるおい効果により、乾燥による小じわのケアもできる薬用美白クリームです。主成分はトラネキサム酸(2%以下)、グリチルレチン酸ステアリルであり、その他アルブチン、プラセンタエキス、アスコルビン酸を配合しています。当院では主にレーザー後のケアとして、また肝斑治療の一つとして使用しています。処方扱いとしていますので、医師の診察が必要です。
TXA dermedenは5%トラネキサム酸とナイアシンアミド10%を配合した高濃度美容液です。美白に関わるその他成分、トラネキサム酸やナイアシンアミドの濃度比較を徹底的に行い科学的根拠に基づいた製品となります。当院では主に肝斑治療や色素沈着、しみ、くすみ、日焼け後のケアなど美白に関わるシーンで主に使用しています。処方扱いとなりますので、医師の診察が必要です。
TXA dermeden 1セット3本/3か月分 \17,600
デルファーマの化粧品は、ケミカルピーリング後のホームケアサポートとして考えられた、医療機関専売の化粧品です。当院ではその中でも乾燥性敏感肌に適応する低刺激性の保湿化粧品『ピュアモイストシリーズ』のみ扱っています。ラインナップはピュアモイストローション(化粧水/120ml)とピュアモイストEX(保湿クリーム、セラミド/40g)、DRモイストクリーム(保湿クリーム/40g)、スキンプロテクトバーム(保湿バーム、水添バーム油・ビタミンE/5g)です。
GF-DNA Serumは、成長因子などのタンパク質に加え、抗酸化物質を含有した濃縮ジェルです。成長因子は皮膚修復過程の調節機能を有し、お肌に含まれているものです。局所的に成長因子を使用することで、お肌のきめや弾力性を改善することが科学的に証明されています。
VCスティックはビタミンC誘導体であるVCIP(テトイソパルミチン酸L-アスコルビル)を85%配合した美容スティックです。ピンポイントのしみケア、しみとりレーザー後のケアに最適な製品です。もちろんその他ビタミンC化粧水と併用可能です。こちらは院内処方薬となります。
アミノシナジーは体内で構築できない必須アミノ酸や保湿力の高いプロリン、PCAをはじめ10種類ものアミノ酸とビタミンC誘導体を配合したトータルスキンケアローションです。当院販売のホームケアイオン導入器『キャリーオン』で導入可能です。
Carrion F(キャリーオンエフ)はホームケア用イオン導入器(美顔器)です。旧タイプのキャリーオンよりトリートメントパワーと比較して最大1.2倍に上がり、トリートメント面積が約4倍となりました。フォルムも一新され、全顔トリートメントで3分間に短縮されたのも特徴です。イオン導入とは、ビタミンCやビタミンE、トラネキサム酸などの有効成分を肌へ導入、+αのホームケア機器です。当院で販売するアミノシナジーをはじめ、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体含有のITO化粧水でのご使用をおすすめしております。
リペアリップNは、ITOオリジナルの口唇美容液です。高浸透型ビタミンC「GO-VC」やヒアルロン酸、セラミドなどの保湿成分を主体に、抗炎症作用、創傷治癒促進のあるナールスゲン、その他としてアラントイン、甘草エキス美容成分が含まれています。リップを塗る前後、寝る前の使用によって、健康的な唇を目指します。特に普段から荒れてる唇でお悩みのかたにはおススメです。
アゼライン酸は海外ではにきび治療薬として、以前から使われている成分です。当初はメラニン生成抑制効果もあるため、美白目的として登場しましたが、臨床試験中に偶然にも美白とともににきびへの効果が認められました。 アゼライン酸は角質肥厚による毛穴詰まりを防ぐ、また抗菌活性があることが分かりました。また、にきび跡の色素沈着への効果で期待出来ます。 妊娠中、妊娠の可能性のある女性の患者様にも使用可能です。
セルニューデオドラントクリームの有効成分はクロルヒドロキシアルミニウムで、さらに皮脂を吸着する粉体成分(酸化亜鉛、ヒドロキシアパタイト)を配合。わき汗をおさえ、気になるにおいを防ぎます。べたつかず、さらさらの感触。低刺激性のクリームです。わきだけでなく、足にも使用可能。1日2回のご使用を推奨しております。